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ハンセン病家族訴訟3.1東京集会
March 01, 2019
ハンセン病家族訴訟を支援する3.2東京集会、「思いよ届け! 問われているのは誰ですか?」に200人以上の人が集まりました。社会に一歩踏み出し、涙ながらに被害を訴える原告の声に、参加者はじっと聞き入っていました。
会場で配られたメッセージ集には、25人の原告の悲痛な叫びが載っています。その中で、30代の女性は次のように述べています。
「私はハンセン病をテレビで見て知っている程度で私達世代にはあまり関係のないことだと思っていました。でも父がハンセン病だと知った途端、夫の母親や祖母の態度が変わってしまい、夫も私のことを菌扱いし、子供が出来ても、ハンセン病になるかもしれないから、私とは子供は作れないからと離婚することになってしまいました。父の病気が完治していることも伝えていたけど、ハンセン病になったこと自体が夫側の母親や祖母が納得出来なかったんだと思います。
昔のこととはいえ、まだ私達世代にも影響があり、悲しい思いをしている人がいることを国も分かってほしいです」。
これを読むと、ハンセン病がすでに終わった病気ではなく、未だに被害が続いていることが分かります。(写真上は法廷の再現劇)
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